【なんとなく不調…】それ、夏の「冷房病」かも?今日からできる3つのセルフケア

7月も半ばを過ぎ、いよいよ夏本番ですね。

最近、薬局の受付でも「体がだるくて食欲が出ない」「しっかり寝たはずなのに疲れが取れない」といったご相談を受けることが増えてきました。
「暑さのせいかな?」と思いがちですが、実はそれ、冷房の効いた室内と外の猛暑との「温度差」に体がついていけなくなっている『冷房病(クーラー病)』のサインかもしれません。

今回は、この時期を元気に乗り切るための、今日からできる3つのセルフケアをご紹介します!

なぜ夏なのに「冷え」で体調を崩すの?

私たちの体は、外気温との差が「7℃以上」になると、体温を調節する自律神経がパニックを起こしやすくなります。

猛暑の屋外から、冷え切ったオフィスやスーパーに入った瞬間、ゾクッとした経験はありませんか?
この急激な温度変化が繰り返されることで自律神経が乱れ、だるさ、頭痛、食欲不振、むくみといった「なんとなくの不調」を引き起こしてしまうのです。

体の中に「冷え」を溜め込まないために、次の3つのポイントを意識してみましょう。


ケア1:お腹と足元をガード!「部分保温」のすすめ

冷房の効いた室内にいるときは、特にお腹」と「足元」を冷やさない工夫が大切です。
足元を温める: 冷たい空気は部屋の下の方に溜まります。素足にサンダルは気持ちいいですが、室内では薄手の靴下を履いたり、ひざ掛けを使ったりして足首を守りましょう。

お腹を守る: 内臓が冷えると消化機能が落ち、夏バテに直結します。薄手の腹巻きを活用したり、冷たい飲み物を少し控えて常温や温かい飲み物を選ぶだけでも、お腹の調子がグッと楽になりますよ。

ケア2:シャワーで済ませず「ぬるめのお湯」につかる

暑い日はついついシャワーだけで済ませたくなりますよね。しかし、冷房病対策には湯船につかることが特効薬になります。
おすすめの入浴法: 38℃〜40℃くらいの「ちょっとぬるめ」のお湯に、10〜15分ほどじっくり浸かります。

メリット: 体の芯までじんわり温まることで、収縮していた血管が広がり、血行が良くなります。また、ぬるめのお湯はリラックスモードの神経(副交感神経)を優位にしてくれるため、自律神経のバランスが整い、夜の睡眠の質もグッと高まります。

ケア3:元気をチャージ!「ビタミンB1」を意識しよう

疲労回復を助けてくれる栄養素の筆頭が「ビタミンB1」です。
ビタミンB1は、食事から摂った糖質をエネルギーに変えるために欠かせない栄養素。
不足すると、エネルギーがうまく作れず「だるさ」や「食欲不振」につながります。

おすすめの食材: 豚肉、うなぎ、玄米、大豆製品(豆腐や納豆)など。

プチポイント: ニンニクや玉ねぎ、ニラなどに含まれる「アリシン」と一緒に摂ると、ビタミンB1の吸収率がさらにアップします!豚肉の生姜焼きや、ニラ玉などは夏にぴったりのメニューです。


食事だけでは追いつかないときは?

「暑くて料理をする気力が出ない」「お肉を食べる食欲がない」というときは、市販のビタミン剤やサプリメントを上手に頼るのも一つの手です。

薬局では、ビタミンB1をはじめ、夏の疲労回復をサポートする栄養剤を各種取り揃えています。
「どれを選べばいいかわからない」というときは、どうぞお気軽に薬剤師やスタッフにお声がけくださいね。

最後に

夏の不調は、「これくらい大丈夫」と我慢しているうちに長引いてしまうこともあります。
まずは「しっかりお風呂に浸かる」「足元を冷やさない」など、できることから始めてみてください。

お薬のことだけでなく、体調に合わせたサプリメント選びや日頃のちょっとした不調のご相談も、いつでもお待ちしております。

健康な体で、この夏を楽しく乗り切りましょう。